カテゴリ:フィギュアスケート( 6 )

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きらきらと光り輝く湖面で
二羽の白鳥が羽を休めています。

その様子を見てフィギュアスケートの
浅田姉妹のことを思いました。

浅田真央選手の今シーズンのフリーは
白鳥の湖ですが、
お姉さんの舞さんの06-07シーズンのフリーも
白鳥の湖でした。

舞さんの白鳥は、印象的でした。
というのは、白鳥の湖の中では
あまり聴いた事のない部分の音楽を使っており、
その振り付けがとても美しく
洗練されていたのです。

舞さんのスケートの良さを引き立てる
儚げで優雅で、ひたすら美しい白鳥でした。

今シーズンは真央選手が
王道の白鳥の湖に挑戦しています。

儚げな白鳥から悲しげで魅惑的な黒鳥、
そして勝利のステップ。
可憐なようで、華やかで強くもあるところが
アスリート真央選手にぴったりだと思います。

舞さんの白鳥も、真央選手の白鳥も
どちらも輝いていて、どちらも素晴らしい。
いつの日か、アイスショーなどで一緒に舞う
二羽の白鳥をみられたら素敵でしょうね。

四大陸選手権まであと10日ほどとなりました。
銀盤の白鳥達を静かにそっと、見守りたいと思います。
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これはローマのオペラ座(Teatro dell'Opera di Roma)です。

なぜこの写真を引っ張りだしてきたかと言うと
全日本フィギュアスケート選手権のフリーで
高橋大輔選手の「道化師」を見たからです。

オペラ「道化師」は、映像で見たことがあります。
旅回り一座の座長であるカニオ。
女優で妻のネッダは色男の役者と浮気をしています。
嫉妬にかられたカニオは、狂気の中で
芝居と現実の境目がわからなくなり、
最後には二人を殺してしまうという悲劇です。

ひたすら広がる、冷たく色彩のない氷の上に
黒に身を包んだ高橋選手が現れました。
重厚な始まりの音で幕が上がると、後はもう見入るだけ。
逃れられません。

そこにいるのはカニオなのか高橋大輔なのか。
この表情は、生身の感情なのか、演技なのか。
見ている側も芝居と現実の境目がわからなくなるほどです。
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15歳で世界ジュニアチャンピオンになり
世界の第一線で戦い続けながら
練習拠点やコーチの変更、膝の大怪我など
数々の試練を乗り越えてきた高橋選手。

その蓄積されてきた彼のスケートの歴史の重み、
演技の重みが、古代都市ローマと重なりました。
ローマは一日にして成らず、ではないですが、
この道化師は高橋選手にしか演じられないもの。
間違いなく歴史に残る名演でした。

私が数年前、このオペラ座に行った時、
背伸びをしてオペレッタを見たのですが
もったいないことに時差ぼけで、夢うつつのまま
終わってしまいました。

いつかリベンジしたい。
十分に睡眠を取って。

ちなみに今年の12月25日の上演は
バレエ「白鳥の湖」だとか。
切っても切れない、銀盤と歌劇場の関係なのでした。
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昨日からロシアで開催している
グランプリファイナル。

先日、大会に出場している羽生結弦選手の
ドキュメンタリー番組をみました。
故郷の仙台を離れて、カナダ・トロントの
名門スケートクラブで修行中の羽生選手。
クラブと家を地下鉄で往復するだけの毎日。
練習でいっぱいいっぱいなので遊んだりはしない、
というようなことを言っていましたね。
なんとストイックな。

写真は、昨年12月のトロントの風景です。
一枚目はトロントの屋外スケートリンク。
日本の草野球や草サッカーのように
アイスホッケーを楽しんでいるようです。
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これは地下鉄ではなくて路面電車。
トロントの地下鉄は網の目のように張り巡らされているようです。
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クリスマスのイルミネーション。寒い街にぴったりの
暖かみのある色がきれいです。

羽生選手は、この街の景色を見る
余裕はなかったかもしれませんが、
彼が頑張っていることを知っている人は
きっとこの街にもいて
今ごろ応援してくれているのでは
ないでしょうか。

羽生選手が持っている力を
ソチのリンクで出せるといいなと
願っています。
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ついにフィギュアスケートのシーズン前半のハイライト、
グランプリファイナルが開幕します。
場所は2014年冬季五輪の本番舞台である
ロシアのソチ。
五輪を占う重要な大会です。

そこに来て息子は、
グランプリファイナルのテレビのCMで
浅田真央選手が金メダルを手に微笑むシーンをみて
「あれ!ぼくのと一緒だねえ」
言い放ちました。
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私は、
いやいや、君のは運動会の参加賞で
あのお姉さんのはお姉さんの努力の結晶でしょ、
と言いかけました。

でも、考えてみると
金メダルは金メダル。
息子の首から下がっている
軽くてカチャカチャ音をたてるメダルも
まぎれもない金メダル。

息子は運動会後、
ミニSLにはじめて乗りました。
石炭を入れ蒸気が吹き出す、正真正銘の
蒸気機関車でした。
蒸気の音と迫力に押される息子。

小さくても大きくても
SLはSL。
小さくても大きくても
舞台は舞台。

息子も慣れない運動会で
全く踊らなかったけれど、
雰囲気にのまれながらも
泣かずに立っていられた。
そのご褒美に金メダル。
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ファイナルでは、選手の皆さんが
それまでの努力をリンクにぶつけて
ご自身が納得できる演技ができると
いいなあと思います。

それにご褒美がついてくることを
祈っています。
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昨日のNHK杯フィギュアスケート、フリースケーティング。

男女ともにミスなく滑りきった選手は少なく、
氷につまづく、ひっかかるといったシーンもみられ
ベストが発揮できなかったようなのは、残念でした。

しかしお客さんの「がんばれー」という励ましの拍手、
声援は暖かく感動的でした。

そんな中、個人的に素晴らしい出来だったと思うのは
鈴木明子選手。
音楽はシルクドソレイユのO(オー:水)ですが、
振付のテーマは「鳥」。
小鳥のさえずりで演技がはじまり、次第に大きく羽ばたき
ラストには雄大に大空を飛んでいくような、
素敵な振り付けです。

とりわけ二つのステップシークエンスには度肝を抜かれました。
鳥を想い起こさせる独特な振付、伸びやかな動きももちろんですが、
氷を滑っていくエッジの傾き、一歩の伸び、スピードの凄さ。

カーブをぐんぐん駆け抜けていく、青と緑のコスチュームに
白銀の大地を走るあのディーゼル特急を思い出しました。
JR北海道の振り子特急「スーパーおおぞら」。

直線でスピードを出すことは簡単ですが、
いくつもカーブが続くところをスピードを落とさずに走ることは難しい。
振り子式車両は、カーブで車両が内側に傾くため
遠心力が吸収され、高速かつ安定した走行ができるのだそうです。

実際に会場で見ないと、本当にはわからないとは思うのですが、
テレビの画面を通じても迫ってくるような、
カーブごとにむしろ加速しているかのようなスケーティング。
そんな鈴木選手の足元に、振り子特急を重ね合わせてしまいました。

大学時代を過ごしたという思い出の地、仙台での試合。
スコアは思うほどに伸びず、得点発表後は表情が少し
曇りがちのようでしたが、素晴らしい演技だったことは
仙台のお客さんが証明していましたね。

まだシーズンも前半。クライマックスに向けてさらに
自由に大空を羽ばたいてくれることでしょう。
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いよいよ開幕したNHK杯フィギュアスケート。
今年は東北、宮城県での開催です。

昨日の演技の中では、なんといっても
浅田真央選手の心から楽しそうな笑顔と
のびのびとした演技が印象的でした。

今期のフリーはチャイコフスキーの「白鳥の湖」。
東北で白鳥・・・ということは、
明日は銀盤のスーパー白鳥!というわけで
むりやり一緒に撮ってみました。
と言ってもハッピーセットのプラレールなわけですが。
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スーパー白鳥は、新青森から函館間を走る
黄緑色が鮮やかな特急列車ですが、
途中の津軽線を走っている
赤と白のキハ40形気動車のデザインが、
浅田選手のエキシビジョン「メリーポピンズ」の衣装に
そっくりだと思っているのは私だけでしょうか?

スーパー白鳥のようなスピードと華のある演技が
表彰台に、そしてその先のキハ40形メリーポピンズへと
つながるといいな、と応援しています。

男子も円熟の高橋選手と勢いの羽生選手が
ショートでは、それぞれ違うテイストのロックで激突。
昨日は羽生選手に軍配があがりましたが、
8点差ですからフリーで逆転もあるかもしれません。

2014ソチオリンピックの舞台を試せる
貴重なチャンスでもあるグランプリファイナルへ
出来るだけ多くの日本人選手が行けることを祈っています。

選手のみなさんが、普段の力を出し切れますように!
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